ZONA Racing 誕生‼
2018年1月 ネッツトヨタゾナ神戸株式会社よりレーシングチーム 「ZONA Racing」が誕生。2016年末より計画がスタートし、2017年9月に発売された最新の"Vitz GR Racing"で2018年 Netz Cup Vitz Race 関西シリーズに参戦することができました。
「チームの主役はメカニック」
ドライバー、メカニックなどスタッフはすべてゾナ神戸の社員で構成されています。レースごとにメカニックを選出するなど、たくさんのスタッフに普段経験することのできない現場を味わってもらい、レベルアップにつながる教育の場として活動しています。
Netz Cup Vitz Race 2018 関西シリーズ参戦レポート
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初めてのレースが鈴鹿
(第1戦)2018年3月、記念すべきレースデビューは、F1日本GPでお馴染みの鈴鹿サーキットでした。何から準備すればいいのか?予選前の車検はどこに行けばいいのか?右も左もわからないままレースがスタートしました。Netz Cup VitzRace 関西シリーズの開幕戦ということもあり,参加台数も多く予選落ちの可能性もあったレースでしたが、何とか予選突破‼決勝レースでは、クラッシュでセーフティーカーが投入される事態となり、レースデビューから特殊な経験ができたレースでした。 -
主役はメカニックレース期間中、メカニック達は少しでも「良い車両コンディション」を目指して整備しています。
(第2戦)
ピットにクルマが戻れば、ジャッキアップしてタイヤを外し、各所チェック後また元に戻す。タイヤ、空気圧、ブレーキ、などなどたくさんの箇所を素早く・確実に点検していきます。少しでも上位へ、少しでも速いタイムを‼そんな気持ちで団結したメカニック達の姿に感謝して、ドライバーはハンドルを握っています。 -
未熟故にドライバーはサーキット走行の経験は多少あるものの、レースは全くの素人。限界領域でクルマを操るには相当な経験値が必要です。少しの判断ミスや操作ミスでクルマに大きな損傷を与えてしまうこともあります。5月の練習中にも鈴鹿サーキットでクルマに大きなダメージを与えてしまいました。第3戦のレースまで1か月というタイミング。チームのメカニック、サポート店舗のメカニックさん達の協力もあり無事レースに間に合うことができました。(↑写真は修理完了後)
(第3戦前)
やっぱり「主役はメカニック」‼ -
小さな作業が大きな差を出すサーキットで使用するタイヤは、普段使用するタイヤに比べて柔らかいタイヤとなります。その分タイヤの減りも早いのですが、サーキットの路面上にはそん減ったタイヤカスが散乱しています。早いスピード領域で走行中のタイヤは発熱し、落ちているタイヤカスがタイヤに張り付いてしまいます。そうなると、路面とタイヤの接地面積が少なくなったりして、タイムを伸ばすことができなくなります。非常に地味な作業ですが、大きな差を生み出す大切な作業です。
(第3戦) -
レーシングカーでレース第4戦を迎える前に、車体のラッピングをしました。ゾナ神戸の女性だけで結成された「スマイルプロジェクト」からデザイン案をもらい、そのデザイン案を基本ベースに改良を加え最終決定。車体の両サイドには「ZONA」の”Z"と”N"の小文字筆記体調のラインを入れました。アスリートたちの使用するシューズやスパイクをイメージしています。
(第4戦前) -
最終戦で何かを掴むチーム2018年シリーズの最終戦はメカニック・ドライバーともに2019年に向けた何かを掴んだレースとなりました。予選前の練習時からドライバーとメカニックで車両コンディションの作戦会議、ピットに戻っても修正点の確認、予選後の決勝に向けたセッティングも様々なデータを元に会議。第1戦ではなかった光景でした。結果としては、今季最高順位ではありましたが、まだまだ上を目指して、メカニック・ドライバー・スタッフ全員で2019年シリーズに臨みます‼
(第4戦)
Netz Cup Vitz Race 2019 関西シリーズ参戦決定‼
2019年 ZONA Racing は大きく進化‼
2019年、ZONA Racing は Netz Cup Vitz Race 2019 関西シリーズに参戦することが決定いたしました‼Vitz Raceをはじめとした様々なレース活動、モータースポーツ推進活動を行って参ります。また、お客様にもモータースポーツを体感いただけるような活動にも取り組んで参ります。詳細が決定次第、ホームページで発表いたします‼